飼い犬に長生きしてもらう為のおすすめドッグフード
できるだけワンちゃんと長く一緒に暮らしたい
ワンちゃんを飼育している飼い主の方は、できるだけ長く一緒に暮らしたいと思うのが本音のはずです。
ワンちゃんを長生きさせるためには、飼い主である皆さんの常日頃の健康管理が重要なポイントになります。
健康管理のために注意すべきことはいくつかありますが、その中でも大事なことは食べ物です。
私たち人間も偏った栄養バランスの食事を続けていると、生活習慣病などにかかりやすくなって、健康を害する、最悪の場合命にかかわる可能性も出てきます。
犬も人間同様、必要な栄養分を摂取できていないと健康を害する恐れが出てきます。
昔と比較すると、ワンちゃんの寿命はどんどん延びる傾向が見受けられます。
寿命が延びている理由はいろいろと考えられますが、食事面のケアがよりしっかりできるようになったこともその要因の一つです。
現在販売されているドッグフードを見てみると、健康や栄養面に配慮された商品もいろいろと出てきています。
もし長生きにおすすめのドッグフードを食べさせたいのであれば、どのような原材料が配合されているか確認することです。
栄養価が高いかどうかをチェックしよう
長生きするにあたっておすすめのドッグフードを探すのであれば、いくつか条件があります。
まずはワンちゃんにとって必要な栄養価が確保されているかどうかをチェックしましょう。
現在では実に多種多様な動物がペットとして飼育されています。
その中でも定番なのが、犬と猫ではありませんか?犬も猫も共通しているのは、食肉目に分類される動物である点です。
しかし細かく見ると両者は異なり、猫は肉食動物になり、一方犬は雑食動物に分類されます。
ですからキャットフードを選ぶにあたって、動物性たんぱく質が主原料のものを選ぶ必要があります。
猫は肉食なので、動物性たんぱく質を何よりも十分摂取させる必要があるからです。
しかし犬の場合、雑食なので菜食のものでも食べて問題はありません。
キャットフードの場合、動物性たんぱく質ができるだけ多くの割合を含んでいるものがおすすめといいます。
しかしドッグフードの場合長生きさせたければ、たんぱく質のほかにも炭水化物・脂肪・ビタミン・ミネラルなどの栄養分がバランスよく配合されている商品を選んだほうがいいわけです。
もしペットフードを新しく購入するのであれば、先ほど紹介した5つの栄養分をきちんとカバーしているかどうか、そしてそのバランスがどのようになっているかを比較しましょう。
消化効率にも配慮されているかどうか
栄養価の高いドッグフードであれば、長生きするのにおすすめとは簡単に言い切れません。
もし消化の悪い食べ物であれば、せっかく栄養価が高くてもそれがあまり吸収されることはなく、結局意味がなくなってしまいます。
長生きするのにおすすめのペットフードとは具体的に、栄養価の高いものプラス吸収効率にも配慮されているものといえます。
アミノ酸という言葉を聞いたことのある人も多いでしょう。
人間にとっても必要な栄養分で、サプリメントでもしばしば販売されています。
このアミノ酸はたんぱく質を細かく切り分けたものと思ってください。
アミノ酸は体内で作れるものもあれば、作ることができず外から補給する必要のある種類もあります。
後者のような食べ物で補っていかないといけないアミノ酸のことを必須アミノ酸といいます。
ワンちゃんにも必須アミノ酸はあります。
アルギニン・リジン・トリプトファン・イソロイシン・ロイシン・バリン・メチオニン・フェニルアラニン・ヒスチジン・スレオニンの10種類が必須アミノ酸です。
この必須アミノ酸がすべて配合されているかどうか確認することです。
もしこれら必須アミノ酸がバランスよく含まれているのであれば、高品質のたんぱく質が配合されていると推測できます。
このようなドッグフードは少量でも高いエネルギーを吸収できるでしょう。
たんぱく質はワンちゃんにとっても必要な栄養分です。
しかしたんぱく質は分解するのに時間がかかる栄養分でもあります。
このため消化しにくく、せっかくの栄養分も吸収しきれずに便などで外に出されてしまうこともあり得ます。
アミノ酸はたんぱく質を細かく砕いたものなので、無理なく吸収できる可能性が高いです。
人間同様ワンちゃんもいわゆる高齢になると、どうしても若いころのようにたくさん食べられなくなります。
もし栄養価のあまり高くない食べ物を与えていると、どうしても栄養不足の状況に陥って、体調を崩す可能性も高まります。
吸収効率に優れたドッグフードであれば、少量でも必要な栄養分をきちんと吸収できるので健康維持効果も期待できます。
ペットフードは動物たちが自分で選ぶことはできません。
飼い主である皆さんがどれを選ぶかが重要なポイントになりえます。
そこでドッグフード選びをする際には、どのような原材料が含まれているかどうかを比較して決めましょう。